仕事車礼賛

【仕事車礼讃】誇り高きみちのく男の押田運送!沙弥嘉丸

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かの有名な押田運送さんのトラック、沙弥嘉丸!

後ろには、文章とともにすずき工芸さんの絵が描かれている。

それは、源義家の和歌だ。

吹く風を勿来の関と思えども 道もせに散る山桜かな
(ふくかぜを なこそのせきと おもえども みちもせにちる やまざくらかな)

源  義家(みなもとのよしいえ)       (千載集)

源 義家 (1039~1101)は石清水八幡宮で元服 したので八幡太郎義家と呼ばれ、平安
時代末期 [前九年の役] [後三年の役] と奥州で活躍 した武将。その折「勿来の関」での歌。
[吹いてくれるなよと命じているのに、春風が吹き道は踏み場もない程、花でいっぱいだ!]
落花の「哀れ」と武者の「甲冑」をイメージさせた対照が鮮明で、さらりと心地よい歌とされる。
朝廷は「後三年の役」を私闘としか認めず功を賞しなかった。義家は、参陣した武士に私財
で報いたため、東国に源氏の勢力が根づいたといわれる。その後 「源氏」は義家~義親~
為義~義朝~「頼朝」 と続き、やがて「義経」を絡んで[奥州・藤原氏]と対立することになる。

【仕事車礼讃】誇り高きみちのく男の押田運送!沙弥嘉丸 1

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